「恋庭(Koiniwa)」で本当に出会える？ゲーム×マッチングアプリの実態とユーザーの声

「恋庭(Koiniwa)-ゲーム×マッチング-(以降恋庭)」は、ゲームとマッチングアプリを同時に楽しめるというコンセプトの新しい形のマッチングアプリになります。

ですが、本当にゲームをしながら出会うことは可能なのかというと”難しい”です。

実際にグーグル検索のサジェストには「出会えない」というキーワードがヒットします。

そこで今回は恋庭を使ってみて本当に出会えるのか、ゲームとマッチングアプリとはどういうシステムなのかという点にスポットを当てて解説していきます。

「恋庭(Koiniwa)」とは

アプリ名	恋庭(Koiniwa)-ゲーム×マッチング-
提供元	Koiniwa, K.K.
会社名	株式会社Koiniwa(英名：Koiniwa, Inc.)
会社住所	東京都新宿区新宿六丁目27番30号
問い合わせ先	03-4500-2899 koiniwa-support@koiniwa.jp
対応OS	iOS,Android
レビュー評価	両OS合わせて4.56万件(iOS:4.3 Android:3.9どちらも星5中)

恋庭はゲームとマッチングを掛け合わせた男女共に無料で楽しめる新しいマッチングアプリになります。
ただし、ゲームの進行度がランク10程度まで進まないとマッチング機能は解放されません。

ゲームの内容は箱庭ファーム系になります。
荒れた庭をクエストによって得られる報酬で綺麗にしていき、作物を育てて庭を広げていくという内容です。

マッチング機能が解放されたらいいねができるようになり、マッチングが成立した場合“恋庭”というカップル専用の庭を二人で開拓していきます。
もちろんメッセージ機能がついているので文字でのコミュニケーションが可能となっています。

マッチング機能ではアバターのみが表示されるので相手がどんな顔をしているのかは全くわかりません。

アプリとしてはまだ黎明期にも関わらず300万ダウンロードされていて勢いがあります。

 

「恋庭」出会いのシステム

恋庭のマッチングシステムはティンダーと同じ表示されるカードをフリックしていいねを行い、お互いいいねをしたらマッチング成立となります。

表示される情報は、「ニックネーム」「年代」「登録地」「性別」のみになっています。

マッチングが成立して、初めて相手の詳しいプロフィールが開示されるのでマッチング段階でプライバシーが守られている形です。
ただし、判断材料がアバターのみなので相手がどんな顔なのかどんな雰囲気なのかは一切わかりません。
外見ではなく“中身重視”の人にはうってつけの出会い方法かもしれません。

いいねの回数には制限があるのですが、毎日10枚のカードが配布されてその分フリック可能なのと課金することでカード枚数を増やすことができます。

 

「恋庭」で出会うのが難しい理由

冒頭でも記載した通り、恋庭で出会うのはかなり難しいです。

恋庭で出会うのが難しい理由を詳しく解説していきます。

 

①：利用者数が少ない

マッチングアプリで最も重要と言っても過言ではない利用者数が少ないです。

恋庭は300万ダウンロード以上されているのですが、大手マッチングアプリや出会い系アプリの数千万ダウンロードと比較すると圧倒的な差があります。

利用者が少ないということは、その分競争率も高くなってくるのでマッチングするのは難しくなってしまいます。

 

②：アクティブユーザーが少ない

アクティブユーザー(実際に遊んでいる人)の数が少ないのも出会えない理由の1つになります。

マッチング機能が解放されると、自分が何位に位置しているのかがわかるのですが始めたばかりの段階で200位代に位置付けされていました。

300万ダウンロードされているアプリにも関わらず、始めたばかりのアカウントで200位代にランクインするということはアクティブユーザーが少ないという事になります。

大手マチアプに比べて利用者が少ないのにアクティブユーザーまで少なかった場合、出会える確率はかなり低くなるとみて間違いありません。

 

③：マッチングよりもゲーム性に比重がある

実際に恋庭を利用してみた形としては、マッチング機能よりもゲーム機能に重点を置いているシステムだと体感しました。

理由としては、マッチング後のやる事が少ない点です。

マッチングすると共通の箱庭が用意されて作物を育てていくというものになるのですがそれ以上のことはありません。
その分ゲームのクオリティは高いのですが、箱庭系で面白いアプリは他にも沢山あります。

ゲーム性にしても出会いにしても、あえて恋庭を選ぶ人はいないのではないでしょうか。

 

④：出会うまでに時間がかかる

箱庭は出会うまでに時間がかかります。

そもそもマッチング機能を解除するまでに約2時間ほど必要とします。
マッチング機能が解除されてようやくマッチングすることができるのですが、アクティブユーザーが少ないのでなかなかマッチングしません。

マッチングしたとしても相手は放置していたり、マッチング枠が決められていたりとかなり窮屈です。

大手マッチングアプリでは、マッチングしたらすぐにメッセージのやり取りをして仲を深めていくことが可能ですが恋庭では難しいです。

 

⑤：出会ってから仲良くなるまでに時間がかかる

恋庭でやっとマッチングしても、開示されている情報が少なくて仲良くなるまでにかなり時間がかかります。

文章での自己紹介ができない仕様になっていて、全て選択形式のプロフィールになっています。

限定的なプロフィールしかわからず、相手がどんな容姿をしているのかも分からないので仲良くなるまでかなり時間がかかります。

女性目線でも相手がどんな人か分からないので実際に会おうという気持ちになるまでに時間がかかるのではないでしょうか。
さらに、女性が真剣に出会いを求めていた場合相手の年収などは必要項目かと思いますがありません。

わざわざ時間を消費して恋庭で出会いを求めるということをする人はなかなかいないので、恋庭で出会うのはかなり厳しいでしょう。

 

「恋庭」利用者の体験談・ネットの反応・口コミ

実際にレベル30になるまで利用しているのですが、恋庭で出会うのはかなり厳しい状況です。

他の利用者の体験談も集めてみたのでご覧ください。

 

Yahoo!知恵袋の反応

Yahoo!知恵袋には恋庭関連の質問が結構ありました。

概ねポジティブな内容で、恋庭でマッチングした人と会うけど不安や彼氏がいるのに恋庭の人も気になっているというものでした。
ですが、中には「容姿が分からないからどんな人が来るか不安」や「投資勧誘が多い」などの誘導業者がいる内容も投稿されていました。

マッチングアプリや出会い系アプリに危険が付き物ですが、恋庭も例外ではなく誘導業者がいるとの事だったので注意しましょう。

 

X(旧Twitter)の反応

X(旧Twitter)では、実際に会えた報告やカップル成立したという報告がありました。

ただ、多くはアバター紹介だったりフレンド募集だったりとゲーム内容についてが多い印象です。

とはいえ、実際に出会えないということはなさそうです。

 

その他ネットの反応・口コミ

出会えている一方で、恋庭に不満を持っている人もいます。

 

中でも気になるのは、サクラの存在や外人の誘導業者がいるという点です。
やっとマッチングしたと思っても相手がサクラや誘導業者の可能性があるのはマッチングアプリとしてかなり使いづらいです。

さらに、マッチングをすると共通の恋庭で作物を育てたりしていくのですが、相手が何もしないとクエストが進まない使用になっています。
実際にマッチングしたにも関わらず、何もしない人にあたってしまい何も進まない状況になって著者も詰んでいます。

枠が限られている中でサクラや業者、そして何もしないBotみたいな人とマッチングしてしまった場合かなり萎えます。

 

「恋庭」で出会うためのアドバイス

恋庭で出会うのはかなり厳しいです。
ですが、出会うことができないわけではありません。

恋庭は顔出しがなく、アバターで勝負するしか選択肢がありません。
初期アバターの場合イマイチにされてマッチングしません。アクティブなアピールにも繋がってアバターが充実している方がマッチングに有利になります。

加えて、どうしても開示されている情報が少ないのでじっくりマッチングを待つ他ありません。
出会いに重点を置いている場合は恋庭ではなく、大手マッチングアプリをした方が絶対に早くマッチングができます。

あとは他のマッチングアプリ同様に誠実なメッセージを送るように心がけましょう。
いきなりの下ネタやデリカシーの無いメッセージは絶対にしないように注意しましょう。

 

「恋庭(Koiniwa)」で本当に出会える？ゲーム×マッチングアプリの実態とユーザーの声　まとめ

今回はマッチングアプリ恋庭を実際に利用してみた結果、恋庭で出会うのはかなり厳しいという結論になりました。

本記事を箇条書きにしてまとめると以下の通りです。

恋庭は「インターネット異性紹介事業届出済」で会社情報もしっかりと記載されている安心して遊べるマッチングアプリです。

ゲーム内通貨のダイヤも無償で多く配布されるので無課金でも十分楽しむ事ができます。
ですが「出会い」という点にスポットを当てると圧倒的に他のマッチングアプリを推薦します。

内面重視で出会いに重点を置かずにまったりと箱庭ゲーを楽しみながら出会えたらいいなと思っている人にはおすすめです。